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アンダーソン (サウスカロライナ州) : ウィキペディア日本語版 | アンダーソン (サウスカロライナ州)
アンダーソン(Anderson)は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州北西部に位置する都市。グリーンビルの南西約45kmに位置し、同市と共にアップステート・サウスカロライナと呼ばれる、州北西部の丘陵地帯に位置する10郡にまたがる地域の中心都市の1つとなっている。人口は26,686人(2010年国勢調査)〔American FactFinder . U.S. Census Bureau. 2011年2月4日. 2011年4月5日閲覧.〕。グリーンビル郡を中心に、アンダーソンに郡庁を置くアンダーソン郡を含み、4郡にまたがる都市圏は824,112人、アップステート・サウスカロライナ全域におよぶグリーンビル・スパータンバーグ・アンダーソン広域都市圏は1,362,073人(いずれも2010年国勢調査)〔の人口を抱えている。 == 歴史 ==
ヨーロッパ人の入植以前には、この一帯にネイティブ・アメリカンのチェロキー族が住み着いていた。1777年、デウィッツ・コーナー条約に従って、チェロキー族はこの地をサウスカロライナ州に割譲した。その当時は、この地はペンドルトン地区に属していたが、1826年にペンドルトン地区がアンダーソン郡とピケンズ郡に分割されると、それまでペンドルトン地区の中心的な町であったペンドルトンはアンダーソン郡の北端になり、ピケンズ郡との郡境に近かったため、アンダーソン郡の地理重心に近いこの地に郡庁舎が建てられ、その周囲にアンダーソン・コートハウスという町が形成されていった。これが今日のアンダーソン市の始まりであった。郡名と町名はともに、独立戦争で活躍したロバート・アンダーソンにちなんでつけられたものであった。その7年後、1833年12月19日に、アンダーソンはサウスカロライナ州議会の議決によって、正式に法人化された。 初期の移入者は、主にバージニア州やペンシルベニア州から移り住んだスコットランド系・アイルランド系の農民で、トウモロコシを栽培したり、豚を飼育したりしていた。やがて、トウモロコシはより収益性の高い綿花へと取って代わられていった。19世紀末になると、アンダーソンでは水力発電と送電網が確立され、電動の綿繰り機が使われるようになり、街には街灯が灯り、路面電車も走った。このことから、アンダーソンは''Electric City''(電気の街)と呼ばれるようになった〔SC City Nicknames Guide . SCIWAY. 2013年6月23日閲覧.〕。
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